大阪のライター・中村桃子が読み終えたものやお譲りしたい本の一覧です。
エッセイ、人文書、小説、舞台や演劇や芸事本、
ときどきプロレスなどの大衆娯楽や芸能書など、
様々な人の考え方や人生を考えたり感じられる本を揃えています。
リアル店舗は東京・湯島の「本屋・出発点」、
シェア本棚「はこハブ」の中の2箱、
2023年5月から箱「おすすめ本」を手書きコメント付で置いてます。以下のページをご参照に是非遊びに来て下さい!
https://note.com/momohanabutai/n/n891a28e895f3
リアルの場で、を大事にしていることに変わりはないのですが、
2024年からオンライン書店というかたちも始めたくなりました。
(完全オープンは春頃目安。現在は試験運用&登録中)
世界は劇場、日々は舞台。
ひろいネットの海の中でふと出会えた1冊が、
あなたの日々や楽しみや喜びや力になることを願って。
各種SNSもフォロー歓迎、日々エッセイをnoteに書いています。
プロフィールは以下から。原稿や仕事依頼も是非お待ちしてます。
あなたとご縁がありますように。
https://lit.link/momohanabutai
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新選組烈士伝(縄田一男編・角川文庫・2003)
¥400
お好きな方も多いでしょう新選組モノです わたしは最後の『薄野心中 新選組最後の人』が読みたくて手に入れました、そうです斎藤一先生の話です お好きな方もそうでない方も時代モノファンもそうでない方も、ちょっとレアな1冊ですので、是非に。
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人間標本(湊かなえ・角川書店・2023)
¥700
グロ耐性のない方はご注意下さいね “イヤミス”の女王、湊かなえさんの新作は タイトルそのままの「!」な話。 蝶のように標本にする、人間を そのことに魅せられた父子を中心とした美と人間の業の物語 いかがです?
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サカナとヤクザ 暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う(鈴木智彦・小学館・2018)
¥650
大ファンのライター鈴木智彦氏による1冊 取材力、対象との向き合い方、 落とし込み方、書かれ方、出し方、大ファンなんです 一気読み!
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オルタナティブ(永野・リットーミュージック・2023)
¥800
ゴッホより普通にラッセンが好き、 でお馴染みの永野が最近キレッキレに 芸やお笑い界を斬る芸風になったことを最近知りました 動画など観てげらげら笑っています 面倒くさい人なんやろうが、 言うこと皆「そのとおり」すぎて。 その背景にはものすごいサブカル知識があるんですね ヴィレッジヴァンガードでサブカル愛を語りまくる動画から釣られて買うてもうたよ本作 語ってます 語ってますよ 語りすぎるくらいにね
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未必のマクベス(早瀬耕・ハヤカワ文庫・2017)
¥700
本屋ですごいPOPを見て手に取りました ザッツ・エンタテインメント!
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夜露がたり(砂原浩太朗・新潮社・2024)
¥900
何も(これ以上)言わない 浸って、みて、下さい & 以下の読後感想と共に https://note.com/momohanabutai/n/n78233022b339
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恩讐の彼方に・忠直卿行状記 他八篇 (菊池寛・岩波文庫・1952)
¥400
菊池寛、好きと言いたくないが好きすぎる いや好きかはわからない が、びんびん来るぞわぞわゾクゾク来る ぜひ手にして下さい恩讐の彼方に
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戯作三昧・一塊の土(芥川龍之介・新潮文庫・1968)
¥300
芥川が、好きなんです いや大好きかはわかりません が、興味はつきません どの出版社どの文庫から出ててもつい(被っていても)手にしてしまう
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その世とこの世(谷川俊太郎&ブレイディみかこ・岩波書店・2023)
¥700
このお二方によるお手紙と詩のやりとりですよ それは哲学でも宗教でもない だが、それらに肉薄というか超えていたりもしながらゆらゆらと考えさせられる何かをくれているかもしれない 読み返したく手元に置いておこうとしていました が、移動の際の鞄に入れていて背表紙などが少し痛みましたため、この値段で「共有」して下さる方がいらしたら、お渡ししたい
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一億三千万人のための『歎異抄』(高橋源一郎・朝日新書・2023)
¥650
ゲンイチローによる超訳歎異抄、如何? 栗原康さんやブレイディみかこさんの影響ありあり!?笑 とはいえ、これ、「アリよりのアリ」じゃね? 表紙に釈先生の推薦コメントというのも、いうのが、ニクい…!笑
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知っておきたい 日本の仏教 日本仏教13宗をかんたん解説(枻出版社・2014)
¥400
宗教的なことはあまり好きではないのですが 古典などを読んでいると時に常に避けては通れないというか最低限でも知っておきたい てな訳で わかりやすく読みやすい1冊でした
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田辺聖子の小倉百人一首(田辺聖子・角川文庫・1991)
¥550
本年のNHK大河ドラマにハマっておられる方、 多いようですね、ふふふ そんなあなたにも 岡田嘉夫の艶なるイラスト入りの方をずっと愛読していたのですが、この度、イラストなしのこちらも御縁から手にしたので、ぜひあなたに おせいさんの古典案内で歴史大好き人間になったわたしから
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京都人の密かな愉しみ(NHK「京都人の密かな愉しみ」制作班+源孝志・宝島社・2018)
¥1,000
SOLD OUT
NHK BSプレミアムで放送されていたドラマのガイドブック 私は観ていないのですが辛口な先輩構成作家が激ハマりしていました ということで興味を持ち読んだのですが すごいすごいじんわりとわくわくとでいっぱいになりました ドラマの内容紹介も勿論ありますが ドラマもこの一切もとてもとても完璧にちかく「京都」をすることが出来ると感じまして 京都、四季、にほん、人間
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私が愛した名探偵(新保博久 編・朝日新聞社・2001)
¥1,000
著名な執筆陣によるエッセイ集 皆がそれぞれに大好きな探偵たちを挙げ、 愛を語ります 楽しい……! 我が恩師も「ジェームズ・ボンド」を語っております ふふふ
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ギャンブル酒放浪記(大竹聡・本の雑誌社・2013)
¥750
酒エッセイといえば大竹サン 酒とつまみの大竹サン! 軽妙に(敢えて)アホに書かれる笑いと滲み! たくさん読ませて頂いていましたが、 本作は「賭場と酒」、最強やん笑 平成の放浪記をお楽しみあれ
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世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析(斎藤環・角川書店・2012)
¥800
帯の宣伝文句が嘘をついていない 腑に落ちる 唸る 納得しかない 興味深い いかがですか? 読後の感想などは以下のnoteに https://note.com/momohanabutai/n/nb38c4304b81e
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田舎でロックンロール(奥田英朗・角川書店・2014)
¥700
人気小説家が青春時代を振り返る 洋楽にロックンロールに夢中になったあの日々 アツいです 静かにとてもアツいです このひと、「めっちゃ好き」やで、 ずんずん伝わってくるで
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いま、モリッシーを聴くということ(ブレイディみかこ・ele−kingbooks・2017)
¥1,200
SOLD OUT
ザ・スミスのモリッシーのアルバム全曲レビュー ……でありながら英国をいや世相を考える社会学本 モリッシー愛、 社会をみる冷静な視点、 怒り、アツさ、訴えかける気持ち、 ぜひ手に取りこの体温を感じてほしい!
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週刊文春WOMAN 2023秋号
¥500
推し活、してますか。 なかなかの読み応えなラインナップでした。 ぜひお手にして下さい。
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1R1分34秒(町屋良平・新潮社・2019)
¥600
ボクシングをテーマにした芥川賞受賞作 淡々とした筆致から漲る思いがひたひたと寄せては返します 染み入りもし、眩しさもある 若いだけじゃない、若くはない、 でも若さと共に書かれた1冊を感じてほしい
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散り花(中上竜志・日本経済新聞出版・2023)
¥800
プロレス✕ハードボイルド ありそうでなかった本作は日経小説大賞受賞作 お好きな方にはモデルとなった団体や選手がすぐわかるという楽しみ方もできるし、 プロレスを知らない方にもハードボイルドとしてとても楽しめる作品でもあると思います 読んだ際の感想は以下 https://note.com/momohanabutai/n/n98d1aad0a152
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アントニオ猪木 最後の闘魂(アントニオ猪木・プレジデントムック・2021)
¥600
名言集です。 最強で、ややこしくて、でも最高な猪木の言葉があなたを必ず元気にするよ! 以下は猪木が亡くなった際に書いたnoteです。 https://note.com/momohanabutai/n/n09530c143ad9
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アカペラ(山本文緒・新潮文庫・2011)
¥350
山本文緒さんの書かれるものはどうしてあんなにやさしくてくるしくて沁みてくるのでしょう その物語とその言葉は ずっとずっと好きな作家さんです
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王妃の帰還(柚木麻子・実業之日本社・2013)
¥700
2年前に舞台化もされた、 柚木麻子さん初期の作品は、 若い日あの頃の教室のこと。 仲良しグループとか、 キラキラしてる子への憧れとか、 仲良くなったり、離れたり、 誤解があったり、 ドキッとすること、笑えないこと、 些細なようで些細ではない人間関係と、日々と 読むときっと元気をもらえます